ステント

ントとは

血管や大腸など体内の管状の部分に留置するニッケルチタンの金属部品です。
ステントを留置することで閉塞部分を物理的に拡げることができます。

ワイヤーみ込み、パイプレーザーカット

国産ステント(自社製造)をオーダーメイドで供給いたします。
ニッケルチタン以外の材料も一度ご相談ください。

編み込みステント

ニッケルチタンのワイヤーを自社内で編み込み、ご指定の大きさ、ご要望のデザインに仕上げます。

X線不透過マーカーコイル

ばねの加工技術を生かしてX線不透過マーカーコイルの製造+アッセンブリも承ります。
ステントだけではなくカテーテルなどのマーカーコイルもお声がけください。

レーザーカットステント

ニッケルチタンのパイプをご指定のデザインにレーザーでくり抜き、拡張いたします。
海外子会社を通じて国内では入手困難なニッケルチタンパイプも調達可能です。

仕上げ加工(電解研磨)

電解研磨とは

電解溶液に金属を投入し、金属に+の電流を流すことで金属表面を平滑にする加工方法です。
金属の凸部分を溶かし、凹凸を少なくします。
ミクロン単位で溶かすため、金属の表面が非常に滑らかになります。

  • 電解研磨前

  • 電解研磨後

電解研磨をすると

下記の特性を活かして医療機器部品への利用が可能です。

  • 小さなバリの除去
    ミクロン単位のバリ除去が可能です
  • 不働態被膜の形成
    耐食性が向上します
  • 酸化被膜の除去
    電気伝導性に寄与します
  • 金属疲労の防止
    耐久性が向上します
  • 電解研磨後 電解研磨前

電解研磨 対応可能金属
  • ニチノール(Nitinol)例:レーザーカットステント
  • ステンレス(Stainless Steel)
  • コバルトクロム(CoCr)
  • チタン(Titanium)

レーザー工技術

レーザー加工とは

レーザ光を用いて、金属を加工致します。レーザーカット、溶接、マーキング等、様々な加工が可能です。

レーザー加工例

下記以外の加工方法は、お問合せフォームよりご相談ください。

レーザー切断:薄板、パイプ
  • 直線パイプにスリットを入れることで
    柔軟性をもたせることが出来ます。

レーザー溶接、球面加工

内視鏡首振り機構も承ります。
脳動脈瘤塞栓コイルの先端部分も自社内で球面加工しております。

  • レーザー溶接

  • 球面加工

マーキング

レーザー加工のメリット

  • 薄板の金属加工が可能
  • カット断面が綺麗
  • 微細な加工が可能
  • 金属の硬さに左右されない

標準加工範囲

オリジナルデザインも承りますのでお気軽にご相談ください。

材質 Ni-Ti、Ni、SUS、Ti、Pt、CoCr など
厚み 0.05mm-3.0mm
最小切断
スリット幅
50μm
形状 パイプ、薄板

その他の加工技術

使用部位

技術活用事例

い合わせ

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